日常のチェコ

ベース弾きの生活

長い旅

 

先日、小学校の同級生がプラハに来てた。

同級生といっても小学校四年生で彼は転校して、当時の記憶にはあまり残ってないけど

プラハへ発つ直前の同窓会で再会して

なんだかんだと意気投合して、そこから出発までの1ヶ月弱、よく散歩に出掛けたり飲んだりした。もう2年前。。

 

以前にもプラハへ来てくれて、散歩して

その後私が帰国時にも飲みに行って散歩をした。

 

今回は彼も同行者がいたし、

散歩するには寒過ぎるので散歩には行かなかった。

そのせいか、何故か話したりない感じがある。笑

 

不思議なもので、付き合いはさほど長いとは言えないのに

いつも別れるときは泣きそうになる。

彼は出発前にいい本を貸してくれた。旅立つ私にとっておきの本。

 

そして今回もまた、彼にとって大切であろう本を貸してくれた。

これを読んで私はまた泣くのでしょう。笑

 

 

チェコで一番の友人のアナとイゴルも、

この春に日本に留学することが決まってて

 

 

最近しょっちゅうつるんでて

毎日楽しくて幸せだけど、

 

もうすぐ来る別れを思うと寂しくて仕方がない。

 

別にまた絶対に会えるし、

彼等と日本で会うのもとても楽しみだけど

 

 

私はここにいて、

なんだかな。

 

 

故郷は遠いようで近くて、

でも思っているよりもずっと遠い。

 

 

さよならだけが人生ならば

また来る春は何だろう

 

これはその借りてた本の一節で

私にとって凄く、重く心にのし掛かってきた言葉。

 

 

 

ふと立ち止まったときに、

自分が何なのか、どうしてここにいるのか、

分からなくなるときがある。

きっと今は私の人生の、旅なんだな。

 

 

 

ここへ来て、色んな人に出会って

それは私の人生の財産だと思う。無くなることがない財産。

 

 

これからも私は、

私として生きていこう。

 

 

と、何となく思った。

 

大好きな人たちと、離れても、

また胸はって会いに行けるように。

 

 

 


f:id:mykcb:20170110111226j:image

 


f:id:mykcb:20170110111336j:image