日常のチェコ

ベース弾きの生活

しゃくはちふぇすてぃばる

本日我が大学では

国際尺八フェスティバルなるものが開催されております。 

昨日から不思議なひと(何やら大荷物の日本人と着物を着た人、明らかにチェコ人顔なのにお経的なのを唱えながら歩いてるひと、など)を沢山見かけると思ったらこれか。


今日はいたるところでジャパニーズのトラディショナルな音楽が聞こえてくる。

練習の合間にカフェテリアで友人たちとまったりしていたら、

あちこちから聞こえてくる、

尺八をさらってる音。


ぴょ~ぴょ~


ぴょ~ぷぉ~ぉ~~



ただでさえチェコ語があまり分からない私にとって友人と喋る間はかなりの集中力を要するのだが



さっぱり会話頭に入ってこない。


そう、何を隠そう


苦手なのだ。尺八の音色が。


というのも、どうしても寺や墓やホラームービーを連想してしまうのである。



よほど変な顔をしていたようで
友人たちに突っ込まれたので


実はね。とカミングアウト。


チェコ人に笑われた。


日本人なのに!


って。いや、日本人だからこそだろ。





他の楽器と合奏とかなら、
あまり気にならないしいい楽器だと思うんですが


いろんな方面からさらってる音が聞こえてくると



平和なカフェテリアが一瞬にして

寺。




故郷に戻った気持ちになれていいじゃないか、
と言われたが

帰国しても寺に行くことはないし、
なんならじーちゃんの墓参りくらいしか立ち寄らない。




日本のお祭りの音楽は好きなんだけどね。。





しかしこんな東欧の土地で、
日本のトラディショナルの楽器のフェスティバルがあるなんて。

素晴らしいですね。

着物を初めて見たチェコ人はすかさず、サムライ!といっていたけど。。




ちなみに師範っぽい方は、黒の皮ジャンでロッカーみたいでかっこよかった。





まさかうちの学校でこんな日本を感じる日が来るとはねぇ。。






でもちょっと吹いてみたい。尺八。